SIerからベンチャーに転職して10年目

2008年1月4日にハートビーツにJoinして9年経ちました。 明日から10年目。

入ったときは(24/365体制込で)20人もいないくらいの規模だったのが、 今では60人。大きくなりました。

その間に CTOになったり、 取締役になったり(被雇用者じゃなくなった)、 働きながら大学院(AIIT)に入って出たり、 結婚したり、 子供が産まれたり、 しかも2,3人目が双子だったり、、、

ライフステージが変わって状況が激変したこともあり、 公私の動き方・時間の使え方がかなり変わってきました。 その時々でベターな方法を見つけていく所存。

講演・執筆など50本ほどやらせていただき、 多数雑誌・ムックに加えて、 単著2冊・共著2冊の書籍を出せました。

この9年間、 スマホの普及やインフラの仮想化技術活用・クラウド化などドラスティックな変化のタイミングでこの業界に関われてとても幸運でした。 変化が大きいということはチャンスも大きいし、なにより楽しい。

会社のほうはだいぶ組織化できてきたこともあり、 自分は手を離して自律自走できる感じになってきたのでどんどん任せていきたい所存。 今まではインシデント・イベントに対するリアクション色が強い動き方だったけど、 今年はプロアクティブに動いていけそうで楽しみです。

組織化とか採用とか、COO氏がリードしてくれて成功してきました。 自分もずっと関わってきて、ずっと引っかかっていたことを為末さんが表現してくれてたので少し紹介します。

「プロ」「アマ」論

※前提として、どちらかが優れているとかいう話ではないです

プロとアマチュア | 為末大・侍オフィシャルサイト

スポーツにおけるプロとアマチュアについて私なりに考えてみると、一番の違いは自分の成長の責任と、結果責任を自分で負うという点にあると思う。

このエントリを読んで感じたのは、とにかく「ミスマッチは不幸」ということ。

プロ志向集団の中で個がアマチュア思考で動く、 アマチュア指向集団の中で個がプロ思考で動く、 いずれもあるあるだけど、どちらも集団の力が下がるし、 個の力も発揮できず辛いことになる。

攻殻機動隊の公安9課みたいなチームやチームワークは完全にプロ志向。 会社の存続に必要な教育は会社が従業員に実施すべき、 キャリアパスやロールモデルがあって然るべき、 いるだけで成長できる環境であるべき、 みたいなのは典型的なアマ志向。

自分の観測範囲だと、どの会社に行っても経営層は大抵、個人レベルで見るとプロ志向。 ただまあ例外はたくさんあるし、 個としてはプロ志向だけど作る組織はアマ志向ということもあるので一概にはなんとも。

自由は素晴らしいが、恐ろしいものでもある。どうもこの流れは止まらなさそうだから、適応した方がよさそうだと個人的には思っている。

例えばスポーツの世界だとサッカーの天皇杯のように「日本(あるいは世界)で唯一のものを争う」わけで、 アマがプロに勝てることはほとんどないですよね。

個としてはプロのほうが局面局面で圧倒的に勝負強いのでプロが優れているように感じるかもしれないけれど、 ビジネスの世界での存続可能性という観点だと、 そもそも世界で1つのものを奪い合うわけでもなし、 食い扶持+変化適応余裕のぶんが稼げれば存続は可能なので一概にプロしか生き残れないというわけでもないでしょう。

最近の求人系だとWeb系は売り手市場ということもあってかアマ志向寄りのセールストークが目立つ印象です。 日本全体としてプロ化の傾向が強いからこそアマ志向が魅力的に映るのかもしれません。

繰り返しになるけど、どちらが優れているとかいうことはないし、 どちらの路線でいくにせよ相応のリスクがあり覚悟と継続的な努力が必要なので、 その時の自分の内面と相談して判断・行動するのがお勧め。

なお理論派プロ志向マンが結果を出せるようになっていく物語として『ベイビーステップ』がイチオシ。 自分の内面と向き合う、結果を出すために自分の心身を自分意思で変えるあたりがとても面白いです。

まとめ

  • 今年は新機軸をがんばるぞ!
  • 今の自分が「プロ志向」か「アマ志向」か自覚しよう
  • 『ベイビーステップ』が面白い

そんなわけで今年もよろしくお願いします。

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