AIIT学生会勉強会に参加しました

お題

アジャイル入門 by 荒井さん

アジャイル?

実装(実践)として

  • プロジェクト管理中心
  • 包括的アプローチ
  • など がある。 http://www.agilemanifesto.com/ 今までの工学的アプローチに欠けていた、 「」の観点を取り込んだ。

例えば:シンプル

工学的アプローチ

  • 分業
  • 問題を分割して割り振る
  • 複雑な現実世界をモデル化する
  • 予測し、できるだけ正確に計画する
  • 変化する部分と変化しない部分を分離してフレームワーク化する などなど。 アジャイルのアプローチ
  • プロジェクトを大人数にしない
  • チームに利害関係者を入れてしまう
  • 「見える化」「face to faceコミュニケーション」で、 問題を素早く・簡単なうちに解決する
  • モデルやコードが複雑にならないようにする (YAGNI)
  • 常にフィードバックをして、ズレを早めに補正する 実現のコツ
  • テストファースト
  • リファクタリング
  • 日本語中心主義(場合による)

例えば:リファクタリング

読むべし。

# 例えば:コミュニケーション まずは挨拶しよう! たとえば、部屋がデカすぎると挨拶しづらい。。 シンプルを実現→人数が少なくなる→挨拶しやすい→happy! # 例えば:見える化 - 進捗 - 根拠がある数字で表さないと意味ない(意味ない例: 直感の%) - 仕様 - 情報を持っている側が説明責任を果たす。ドキュメント渡してハイ終わりとか無理 - 課題 - ツールを使えばいいってもんではない。 溜め込んでいる課題を吐き出させることも大事。飲み会とか。 - 異常 - ムード ・・・続きはまた今度! # お題2 ローカライゼーション by 西野さん # ローカライゼーション? 広義: 製品の地域向けカスタマイズ 狭義: ソフトウェアを現地向けにすること 具体的には・・・**翻訳 + 機能** - UI - ヘルプ - 現地慣習対応 - 氏名表示順 - 現地法対応 - 通貨表記 - 税制 - などなど。 ※今回は狭義のお話 L10N = Localization = ローカリゼーション、ローカライズ、、、 手順・・・ 1. 国際化(internationalization) - 汎用(switch可能)にする 2. 現地化(localization) - 現地用のサブセットを用意する ↑を***合わせて***globalizationという。 # 使うツール 翻訳メモリ - 原文と訳文がセットで保存されるデータベース - すでに保存されている原文に**近い**原文が出てくると、 それを勝手に読み込んでくれる(文章単位でできる)。 - 機械翻訳ではなく、人間翻訳の再利用。 - Trados, Google Translator Toolkit, OmegaTなど - 訳文の統一、作業速度UP、コスト削減の効果 - 繰り返しが多いドキュメントに効果的 - マニュアル(○○をクリックして・・・) - バージョンアップ - などに効果的 - 原文 / メモリ訳文のマッチ率は作業負荷の目安にしたりする。 用語集 - ドキュメントで利用する用語を集めたもの - 対訳集 - 公開されているものもある - 例: Sun [http://g11nportal.sun.com/sungloss/login.jsp](http://g11nportal.sun.com/sungloss/login.jsp), Microsoftなど スタイルガイド - 文体、句読点、スペース、記号などの使い方ルール - 細かく決まっている例が多い - 公開されているものもある - 例: Sun [http://wikis.sun.com/display/g11n/Language+Style+Guides](http://wikis.sun.com/display/g11n/Language+Style+Guides) 辞書 - 普通の和英・英和・国語辞書・類語辞典など - うまい(適切な)日本語表現を探すために、類語辞典が役に立つ - ビジネス技術実用英和大辞典(和英)が有名で実用的 - いずれにせよ、電子版が便利でよく使う # 翻訳のポイント ## ソフトウェアの場合 文字数(長さ)的に入らないこともある。 - 例: Favorite(8byte)→お気に入り(10byte) / お気入り(8byte) 文体を揃える - 「ファイル**を**開く」「ファイル**の**検索」など、混ざっていると分かりづらい - 同じ場所なら、文体を揃えるべき 文脈がわからないと、訳すのが難しい。 メッセージファイルだけもらっても辛い。 - 例:「Finished」 - メッセージ自体の場合: 完了しました? - 直後に数字が表示される場合: 完了した数? - 直後にファイル名が表示される場合: 完了したファイル? ## ドキュメントの場合 スタイルに一貫性を持たせる - わかりやすいドキュメントにするために重要 - 企業毎に異なる - ファイルタイプごとにも違ったりする - htmlはこう、propertiesはこう、など。。。 用語を統一する - 会社によって違う例: interface - sun: インタフェース - Microsoft: インターフェイス - IBM: インターフェース - 製品によって違う例: sunのglobal - Javaなど: 「大域」(大域関数など) - 一般用語: 「グローバル」(グローバルリソースセンターなど) # もし翻訳を依頼するなら - スタイルガイドと用語集を用意する - 作らないまでも、sunに合わせる、とか決める。 - 文脈がわかる資料も添える - 品質・納期がよくなる - 原文をきちんとしておく - 用語を揃える、置換されうる部分は[]で囲んでおく、など - 翻訳メモリをきれいに保つ - 発注者側が翻訳メモリを渡すこともある(情報資産) - 最初にいい翻訳メモリを作る # ヒトコト すごい異次元。楽しかった~。 ためになりました。 なんか翻訳してみようかな。
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