毎月恒例:Be Proudさん主催の勉強会 BP Study に参加してきました。
⇒第18回:リーンソフトウェア開発、Erlang
以下自分用のメモ。
【リーン開発】by MOONGIFT 中津川さん
ネタが、芸が細かいです。
細かすぎてすぐには資料を公開できない模様。
★リーン開発=ムダをなくす★
■ドキュメント・コードのムダ
次(工程)につながらないドキュメント・コードはムダ!
※何がムダかは会社や個人や状況によって変わる!※
■引き継ぎのムダ=暗黙知のロスト
曰く、一人辞めると50%はロストする
⇒「ドキュメントでは補完しきれない」と割り切った上で、引き継ぎが発生しないように務める
⇒普段のコミュニケーションによる共有、メンバーの満足度向上などでフォロー
■品質を作り込む
結局のところ、つかってみないとわからない
⇒どんどん作る。どんどんリリース。どんどん改善。
■決定を遅らせる
大前提:状況は変化する
変化に対応するために・・・
「1から考える」のではなく「オプション(=選択肢)を提示して選択してもらう」ことでシステムの変化を手の内に収める
⇒そのためにはオプションの特性などをキッチリと把握しておく必要あり
★何をどう判断するかは経験則★
変化に対応するために・・・
速く提供する
⇒気が変わる前に提供する!
⇒フレームワークの活用
⇒オープンソースの活用
※受け側がアルファリリース・ベータリリースの未完成な段階を許容できるのは条件(もしくは、そのように教育する)
■人を尊重する
人員のマイクロ管理はやる気を損ない、創造性をなくしていく
⇒製造業化してしまう⇒泥沼
⇒創造性を高めてエキスパート(個人に限らず、チーム)を育てる!
⇒仕事が特定個人に依存しすぎないようには注意する
■全体最適化
顧客のビジネスまで含めて最適化する
⇒時には利益相反する場合もあるがそれは別途交渉する
⇒Win-Winの関係を育てる
そのとき、構成員個人に対するインセンティブは重要!
■気になる料金体系(事例)
・リリースまでは最低限(=人月原価)をもらう
・リリース後に残額(=付加価値)をもらう
・↑をオープンにして、誠意で交渉して納得してもらう
⇒契約よりも信頼に基づく関係を構築する!
■オープンソース
PHPは利用できるのに、PHPを利用したオープンソースプロダクトは採用できない?変なの。。。
⇒オープンソースのコードは、チェックしたりテストする
■個人的感想
アジャイルもリーン開発も、ある程度小さなチーム・ある程度優秀なメンバーを大前提にしていて、実はそれが難しいんだよね、、、って話を別途なんとかしないといけない。
【Erlang】by id:voluntas
Mochiweb
・Erlangで実装されたwebサーバ。100行くらい?らしい
・Facebookのチャットで使われている
Erlang
・軽量プロセスを大量に(メモリがある限り)作成可能
・32GBメモリで4,000万プロセスの実績あり
・主にネットワークサーバで使われているらしい
・学習プロセスは低い。が、フレームワークが難しい
■個人的感想
同時4,000万セッションとかネットワーク機器がダウンしそう。。。
⇒ネットワーク機器をErlangで書けばいいんですね。
【その後】
懇親会で楽しく情報交換。
コミュニティごとにすごく色がついていて面白い!
今回は2次会なしでした。
haruさんの中で、私が2次会番長みたいな扱いになっていたのが大変遺憾。
仕方ないですね。
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