Desinger×Engineer勉強会#2に参加しましたので、例によってメモを公開します。
Flashいまむかし
by 木本さん http://c.papapam.com/landing.php?room=FlashImaMukashi
flashの歴史
- 1985 MacroMind VideoWorks
- すでにtimelineの考え方がある
- 1993 Macromedia Director
- MacroMind+Authoware→Macromedia設立
- Shockwaveリリース
- 1996 FutureSplash Animator(by FutureWave Software) = Macromedia Flash 1
- MacromediaがFutureWave Softwareを買収してリリース
- レイアウトが今のflashとほぼ同じ
- Future spLASHでFLASH?という噂
- 1997 Macromedia Flash 2
- ボタンができた
- フレームアクションができた→インタラクティブになった!
- 1998 Macromedia Flash 3
- Netscape Navigator(当時は有償)にpluginが標準搭載された
- 1999 Macromedia Flash 4
- 企業サイトで普及した
- MADムービーなどでもよく使われた
- 条件分岐などができるようになった
- 携帯用のFlash Lite 1.0は、Flash 4をベースにしている(が、互換性はいまいち)
- 2000 Macromedia Flash 5
- ActionScriptが搭載された!
- 同時期にAdobeがLiveMotionを発表→2003年にver.2で撤退
- 2002 Macromedia Flash MX(Ver.6) / Macromedia Flash Communication Server MX
- Flashビデオがサポートされた
- 2003 Macromedia Flash MX 2004(Ver.7) / Macromedia Flash Communication Server MX 1.5
- ActionScript2.0
- 2004 Macromedia Flex
- MXMLでかける。プログラマーとデザイナーの作業を分離した。
- 227万円。高すぎ。生成するflashが遅い。
- 2005 Macromedia Flash 8 / Macromedia Flash Media Server 2 / Macromedia Flex 2
- Basic版 / Professional版が出たが、Basicは機能が少なすぎてほどなく消えた
- FlexをEclipseベースで作り直した
- Adobeに買収された
- Flash Lite 3.0のベース
- 2007 Adobe Flash CS3 Professional(Ver.9) / Adobe Flash Media Server 3
- Action Script 3.0で動作が10倍くらい高速になった
- ボタンにアクションが書けなくなったりした
- H.264やHDに対応した
- 対抗馬として、MicrosoftからSilverlight1.0がリリースされた DRMなどが得意。3Dも強い。
- 2008 Adobe Flash CS4 Professional(Ver.10) / Adobe AIR 1.0 / Adobe Flex3
- AIRはWebkit内蔵
- Flash自体は画像操作などに強くなってきた
- 2009 Adobe Flash Catalyst 1 / dobe Flash Builder 4 / Adobe Flex 4
- ツール: flash / フレームワーク: flex という命名変更
- デザイナー向け専用ツールとしてFlash Catalystを提供
ActionScript
- フレームにスクリプトを定義する
- 関数呼び出しがないので、gotoで代用していた
- プラグラムがすさまじく分散するので管理しづらい
- グラフィック+アクションがセットになるので、わかりやすかった。流用が楽だった
- ActionScript3.0から、プログラマー的にまともになった
- Swingっぽく、イベントリスナを登録するようなコーディングスタイルになった
- AVM(ActioNScript Virtual Machine)
- Flash Playerに内蔵されている
- Flash Player9から、AVM2が搭載された→互換性なし
Flash制作もろもろ
- ActionScript3.0になって、デザイナーの心が折れている
- でも、いまのところAdobeはさらに高機能化の方向 Flash制作する人
- Adobe Flash CS4 Professional 1択
- 互換品で作って納品はちょっと・・・
- FLVエンコーダも内蔵
- フレームワークが登場してきた
- Progression
- Spark project
- Flash Catalyst(未発売)もあるよ
- FlexアプリケーションのView部分を作れる
- FXGという新フォーマット エンジニア
- Adobe Flex 3がよさげ
- お金がない人はFlashDevelop 3 + Flex 3 SDK
- Windows専用
- がんばればAIRも作れる ちょっとやってみたい人
- wonderfl
- カヤックがやっているwebサービス
- ActionScript3.0対応
コツ
- flashを上書き保存すると・・・
- 差分保存を繰り返すので、どんどんデカくなっていく
- しまいに・たまに・壊れる
- 別名保存で回避 or 差分解消コマンドで回避
Adobe AIR×Google App Engineの移行tips
by 佐藤一憲さん http://www.slideshare.net/kazunori279/flexairgaejtips
tips
- BrazeDSでRMIを実現する(佐藤さん流)
- Smalltableを使う
- RDB式のjoin,likeなど
- オフラインでも使える(SQLiteなど)
- レガシーデータをAppEngineへ移行するのは大変
- 制約きつい
- ACID保証できない
- 30秒以内の全ての処理を終わらせないといけない。終わらない場合は分割しないといけない
- Task Queueはスゴイ
ヒトコト
異業種の方に説明するって難しいな~と改めて感じました。 しかし、flash懐かしかった。大学生の頃使ったなぁ。。。。
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