Kubernetesの分散環境を支えるetcdとflannel

このエントリはKubernetesアドベントカレンダー2014の7日目です。

昨日のエントリでわかったとおり、 ホストをまたいでコンテナ間接続するためには

1. 各ホストが重複しないアドレス帯をdocker0に割り当てる
2. 起動したコンテナのIPアドレスを知る
3. 各ホスト(もしくは上位ルータ)で、他ホストがどのネットワークアドレス帯をdocker0に割り当てているかを把握しルーティングする

という3つの面倒事があります。

このうち1.と3.を解決するのが flannel です。2.はKubernetesがします。

今日はflannelと、flannelを(だけでなくKubernetesも)動かすために必要なetcdについて見ていきます。

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Kubernetesなしでdockerを複数台で動かしてみる

このエントリはKubernetesアドベントカレンダー2014の6日目です。

今日はKubernetesの効果を理解するために、まずはKubernetesなしで構成を組んでみます。 目指す構成としてはKubernetesのドキュメントに出てくる、GCEを使ったAdvanced Routingの構成とよく似た形です。

kubernetes/networking.md at v0.5.3 · GoogleCloudPlatform/kubernetes

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Kubernetesを1台のCentOS7で動かす

このエントリはKubernetesアドベントカレンダー2014の5日目です。

いよいよKubernetesを動かします。

今日のところはまずは1台で動かします。 VirtualBox上で起動したCentOS7にインストールして動かしてみます。 2CPU、メモリ512MBで動かしましたが動作確認だけなら特に問題ありませんでした。

Kubernetes v0.5.3の hack/local-〜.sh を使って起動します。 いろいろな起動方法がありますが、私にとってはこれが一番見通しがよかったのです。

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