GNU screenをもうちょっとだけ便利に使おう!

これはターミナルマルチプレクサ Advent Calendarの6日目でございます。

ノリと勢いでAdvent Calendarしたくてそのためにblogを移設したんだけど、 実はそんなにネタなかったりして。

と、いうわけで、今回は手持ちのtipsを紹介します。

その1. ログインしたら自動でscreen

.bashrcに自動でscreenが起動するように仕込めば、 今日からあなたもとても自然にscreen使いになれちゃいます。

自動screenデビューしたい? そんなあなたは↓のコードを .bashrc に書きましょう。

if [ $TERM != "screen" ]; then
    if [ $TERM != "dumb" ]; then
        screen -e ^z^z
    fi
fi

ポイントは次の2つ。

  1. 無限ループしないように、 $TERMscreen の時はscreenを起動しない
  2. SCPが使えるように、 $TERMdumb の時はscreenを起動しない

その2. 画面がチラチラするのが嫌!

screenでは、TAB連打で候補を出す時などにaudio bellの代わりにvisual bell(画面がチカチカする)が発動します。 でも、visual bellって画面チカチカするしすんごい見づらいですよね。 そんな私に共感してくれるあなたは ~/.screenrc に↓を書くと幸せになれるかもしれません。

vbell off

その3. 敢えて hardstatus を使わない

~/.screenrc に、頑張って hardstatus 云々って書くと、 画面上に時計やらウィンドウ一覧やらを表示できるんですよね。

これがまたカッコいい。 サイバーな感じで、こうなんというか、ハッカーっぽい!

でも私は、敢えて hardstatus を使わないのがお勧めです。

例えばMySQLで show table status した場合、 横幅広すぎでTerminal上では見づらいので、 手元のエディタにコピペしたくなりますよね。

そんな時も hardstatus を使っていなければ安心。 ターミナルソフト(MacならTerminalやiTerm)のスクロールバーを利用して少しだけ楽をしましょう。

なんとスクロールバックすれば出力がまるまる残っているではありませんか。 この出力をターミナルソフトの機能でコピーしてあげればokです。

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